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今週から気温も上がり気持ちの良い天気となっていますが、そんな陽気のなか電車に揺られて折尾までお出かけ。

というのも去年施行された改正建築士法により、建築士事務所は毎年業務報告を義務づけられたのですが、その提出先が則松の北九州土木事務所。以前もこのブログに書きましたが、なぜ土木事務所は北九州市の西端のあんな場所にあるのか。まだ福岡から越してきてすぐの数年前、この市のスケール感が掴めてなかった僕は富野-則松を自転車で往復してえらい目に遭ったものですが、今回は賢くJRの旅。

あたたかい春の日に鈍行列車での移動はとてもいい感じ。サニーデイ・サービス『スロウライダー』を口ずさみながらのかなりご機嫌な電車移動です。ただ役所に行くのにちょっと気が引けたのでビールを飲むのはぐっとこらえました。せっかくなので昼食に折尾のかしわ飯か、せめて立ち食いそばでも食べれば雰囲気が出てよかったですね。

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SOHOとして稼働しておりましたマメデザインのオフィスですが、先日の第一子誕生によって、しばらく"HO"の部分がなくなります。すなわち自宅兼事務所から専用事務所になり、久々の通勤生活が始まるのです。

そこでせっかくなので自転車で通勤することを決意しました。片道50分くらいでしょうか。ジョギングと違い、通勤をさぼると事務所が休業状態になってしまうので、決して怠けることができないのです。
これで最近の不規則な食生活による体調不良も快復することと思います!

今日は仕事そっちのけで、事務所の土間でルイガノのメンテナンスに費やしました。フレームやチェーンを磨いたり油を差したり。チューブの微小な破損によるパンクも見つかりましたので、それも修繕。

ところで何でもカタチから入る僕なので、そうなったからにはパタゴニアのショルダーバッグが使い勝手良さそうだとか、シューズは前から欲しかったNBの576を買おうとか、ペダルの交換もした方が乗り心地良さそうだとか、iPhoneで音楽聴くのでヘッドフォンもマイク付きのやつが欲しいとか、いけない物欲がもくもくと頭をもたげてきました。
これはまずいですね。
昨夜のライブでの疲れを癒すため、今日は午後の明るいうちから近所の銭湯へ行きました。もちろんスーパー銭湯とよばれているような施設ではなく、昔からある近隣住民に親しまれているような銭湯です。

高い天井と天窓からそそぐ光、モザイクタイルの壁画(若戸大橋?)、老人たちの交わす言葉と反響する水音…。穏やかで平和で清潔で、僕にとって体だけでなく心もリラックスできる大切な場所です。

思えば数年前、設計事務所のスタッフとして内装工事の現場で仕事をしていたとき、夕刻に現場を終えてから他のスタッフと現場近くの銭湯に通うのを楽しみにしていました。一日の汗と汚れを落とし、そのまま定食屋に入ってビールと食事。無駄話をして解散、また明日。いまでも僕はああいいった毎日きっかりと仕事を終えて仲間と達成感を共有できる仕事にあこがれています。設計事務所ではかなり難しいスタイルですが…。
できるだけ世間の休みと自分の休日をずらしたいマメデザインですが、ゴールデンウィークの後半には渋滞と人混みが容易に想像されるなか下関の唐戸市場と角島に行ってきました。連休の前半に陶器市に行ったこともあわせ、まったく去年と同じ場所で同じ過ごし方です。

唐戸市場はやはりいっぱいの人。着くまでも渋滞。他県ナンバーも目立ちます。たいへんな盛況ぶりです。新鮮なネタの寿司が食べられるとあって店頭には人だかり。僕もいくつかいただきました。意外と?イカがおいしく印象に残ってます。




それから角島。午前中から雨が降っていたこともあって人があまりいませんが、我々一行が到着した頃には快晴に。広々とした白い砂浜に透明な海。ぜひ夏にキャンプをしたい場所です。まだまだ冷たい海水に足を浸しながら夏が待ち遠しくなりました。






その後近くで温泉につかって市街地に戻ったのですが、そこでついに以前から興味のあったTAKOMARUのたこ焼きを食べることができました。噂通りすごい量のネギ。ソースは甘口です。注文してから作り始めるので時間がかかると聞いてましたが、本当に30分くらいかかったのでそれにもびっくりです。


悪ふざけか?


夜には地元の友人とおいしい刺身もいただき、満足で有意義な休日となりました。


マメデザインのカップ酒コレクションに新顔が!
有田・波佐見の陶器市に行ってきました。

渋滞を避けるため早朝に小倉を出発。10時ごろには現地に到着し、まずは波佐見方面へ向かいます。去年も行ったテントの特売会場が目当てです。ここでは白山陶器の、ほとんど分からないくらいの不良箇所があるB級品が半額で購入できるのです。毎年いくつか購入しては1年のあいだにいくつか割るので、またこの機会に補充です。

この時点でこの旅の目的はほとんど果たしたともいえるのですが、今年は有田の方まで足をのばしてみることにしました。実は有田に行くのは初めてだったのですが、到着して想像以上の車と人間にびっくり。こういうのかなり苦手です。


人そして日差し

古い建物がいっぱい

気を取り直してメインストリートをひたすら進みますが、歩けども歩けどもぜんぜんはじっこまでたどり着けません。不審に思い地図を広げるとまだ半分も過ぎていないことが分かり愕然となります。

それでも歩き続けると気になる器などもちらほら見つかり、けっこう楽しむことができました。意外だったのは、若いデザイナーによるモダンな器などが思ったよりもあったこと。また職業柄建築に目がいってしまうのですが、そういう部分でも非常に興味深い町並みでした。


D&DEPARTMENT発見!

ここも内装からクールでした

なんとかメインストリートを往復して疲労困憊のまま帰途へつきましたが、ずいぶん楽しめたような気がします。今度はぜんぜん何もなさそうな平日にまた来てみたいと思いました。


看板猫。首輪に注目。


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プロフィール
HN:
岩城 央佳
性別:
男性
職業:
建築家
自己紹介:
北九州小倉の設計事務所マメデザイン代表。
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