もちろんデザイン・設計をする上でもっとも大切なことは最終的にアウトプットされた作品の完成度であることは間違いないのですが、ぼくはその過程、そして作品をつくりだす道具にも同じくらいの興味をもっています。弘法筆を選ばずともいいますが…。
ぼくのような仕事をしていると、仕事で使う道具という意味ではコンピュータと筆記用具が中心となります。そしてその筆記用具のなかでも、ぼくがスケッチやドローイングをおこなうときには愛用しているのは芯ホルダーというもの。これは直径2ミリの鉛筆の芯をシャープペンシルのように軸にセットして使うもので、要はあまり削らなくていい鉛筆のようなもの。
いままでは
STAEDTLERの
MARS-780を使用していましたが、今回新たに
FABER-CASTELLの
エモーションを誕生日プレゼントとしていただきました。以前から欲しいと公言していた甲斐があったというものです。
このエモーションはグリップが太く適度な重量があるため、とても快適にスケッチがこなせます。またボディは梨の木でできておりクロームの光沢とあわせて高級感があります。FABER-CASTELLの芯ホルダーは芯の径が1.4ミリと特殊なものですが、これがあまりに太くなりがちな芯ホルダーの線を少しスリムにしてくれるので細かい描写にはより適していると思います。
あえて注文をつけるならば、いつもぼくは6Bの硬度の芯を使用しているのですが、この専用の替え芯はBしか選べないというところ。濃い線に慣れた僕にはちょっと薄く感じます。
ついでに福岡のLOFTで
MOLESKINEのダイアリーのハードカバーを発見。以前からソフトカバーのものはあったのですが、ぼくはあの感触があまり好きになれませんでした。しかも憎いことに今年の7月から2009年12月までの18ヶ月バージョン。さっそくいままでの手帳に代えて使うことにしました。
追伸
「モレスキン」を変換すると「
漏れスキン」と出ました。
気をつけましょう。
http://mamedesign.blog.shinobi.jp/%E8%B2%B7%E7%89%A9/%E8%8A%AF%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%A8%E6%89%8B%E5%B8%B3芯ホルダーと手帳
PR