最近は住宅のプランニング、居酒屋などのリニューアル計画、メニューやロゴのデザインを並行しておこなっている。それぞれ使うアタマが違うのか、作業毎に切り替えながらやっていかないといけない。当然方法論といったものも毎回違う。頭を悩ませた挙げ句にアイデアが生み出されるという、楽しくも辛い循環からは逃れられないようだ。
マメデザインでは、プレゼンテーションに使用する図面やパースなどはコンピュータで作成しているが、デザインを検討しているあいだはだいたい鉛筆と紙を使っている。コンピュータで描かれるラインは明らかに正しいのだが、漠然としたアイデアを表現するにはどうもしっくりこない。余分なものが"描かれなさすぎる"。手描きのノイズのなかにこそ求める答えがが潜んでいるような気がする。
頭にぼんやりと浮かんだアイデアの素を、それが消えてしまわないうちに素早く描き留め、そして検討する。それにはやはり手描きが適している。そんなわけでいろんな筆記用具を試してきたのだけれど、いま一番気に入っているのはDERWENT社製のDRAWINGとGRAPHICという鉛筆の8B、9Bあたり。芯が柔らかく、濃い。描き心地がよくて、スケッチが楽しい。そして芯が丸くなる度に、ナイフで鉛筆を削る。これもまたちょうどよい気分転換。
http://mamedesign.blog.shinobi.jp/%E5%BB%BA%E7%AF%89/%E6%84%9B%E7%94%A8%E3%81%AE%E9%89%9B%E7%AD%86愛用の鉛筆
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