去年の秋から設計を続けてきた『
霧ヶ丘の家』、先日ようやく着工しました。まずは地縄張りをして建物の位置を決めるところから。もうすでに図面どおりいかない箇所も出てきて、さっそく調整が必要になりました。
そして昨日は材木屋にてプレカットと大工の方を交えての打合せ。プレカットとは、住宅の軸組を構成する木材を工場で事前にカットしておき、現場での作業効率をアップさせるためのものです。ちなみにこの材木屋の木はすべて天乾、すなわち天然乾燥だそうです。人工乾燥との違いなど、材木屋の大将にたくさんレクチュアしていただきました。
このように職人や専門家と話をすることは、僕にとっても非常に勉強になる大切な機会です。新たな知識を得て、また新たな発見があります。この住宅が竣工する頃には、僕もひとまわり成長していることを願い、自ら精進せねばなりません。
ちなみに先の記事で書いた読書の件ですが、大江健三郎『
死者の奢り・飼育』読了しました。あまりに面白かったため、予定を変更して現在同じ著者の『
宙返り』を読んでいます。
http://mamedesign.blog.shinobi.jp/%E5%BB%BA%E7%AF%89/%E9%9C%A7%E3%83%B6%E4%B8%98%E3%81%AE%E5%AE%B6%20%E7%9D%80%E5%B7%A5霧ヶ丘の家 着工