本州と相性が悪い

今日は消防との打合せのため山口市の消防本部へ。最近は本州へ渡るたびにアクシデントに遭遇するため、鈍行列車でのんびりと。移動中に読書もできてなかなかいい気分。

山口でのお昼は

今日は山口の現場へ。ここのところ週に1度の割合で山口を訪れている。

今回の目的は敷地境界の確認と、建物の配置の打合せ。設計内容も固まってきたので、そろそろ確認申請の準備を進めなければならない。年内に基礎までは終わらせたいという施工者側からの要望もあるため、また忙しくなりそうだ。

現場での打合せが長引いたため遅くなった昼食は、僕の大好きな『ドライブインみちしお』にて。実は山口出張のたびに、ランチはみちしおでとっている。これはささやかな僕の楽しみ。貝汁美味。

テレビの効能

このところ小倉はもとより福岡や山口・神戸と各地でプロジェクトが進む。移動や打合せに割かれる時間が増え、実際に頭を働かせ、手を動かす時間が取りづらいのが悩ましい。

新しいアイデアを生み出すためには相当なエネルギーが必要だが、思考を重ね生みの苦しみにあえぐ最近の僕の気分転換にテレビが一役買っている。

近況〜09年10月上旬版

久しぶりのブログ更新。複数のプロジェクトが重なって、記事を書ける状況ではなかった。たまに少し時間があっても「ブログ書く暇があるなら図面描け！」とクライアントや工務店のみなさんに怒られそうで、とてもそんな気分にもなれない。

まだまだプロジェクトは続くけれど、プレッシャーのかかった状況でもプライベートを犠牲にしない身のこなしを身につけないといけない。読みかけの本、見たかった映画が増殖中。とりあえず僕は健在ですということで、近況報告でも。

愛用の鉛筆

最近は住宅のプランニング、居酒屋などのリニューアル計画、メニューやロゴのデザインを並行しておこなっている。それぞれ使うアタマが違うのか、作業毎に切り替えながらやっていかないといけない。当然方法論といったものも毎回違う。頭を悩ませた挙げ句にアイデアが生み出されるという、楽しくも辛い循環からは逃れられないようだ。

マメデザインでは、プレゼンテーションに使用する図面やパースなどはコンピュータで作成しているが、デザインを検討しているあいだはだいたい鉛筆と紙を使っている。コンピュータで描かれるラインは明らかに正しいのだが、漠然としたアイデアを表現するにはどうもしっくりこない。余分なものが"描かれなさすぎる"。手描きのノイズのなかにこそ求める答えがが潜んでいるような気がする。

頭にぼんやりと浮かんだアイデアの素を、それが消えてしまわないうちに素早く描き留め、そして検討する。それにはやはり手描きが適している。そんなわけでいろんな筆記用具を試してきたのだけれど、いま一番気に入っているのはDERWENT社製のDRAWINGとGRAPHICという鉛筆の8B、9Bあたり。芯が柔らかく、濃い。描き心地がよくて、スケッチが楽しい。そして芯が丸くなる度に、ナイフで鉛筆を削る。これもまたちょうどよい気分転換。