今日は建設中の現場を監理のために巡回した一日。できるだけ細かく現場の状況を把握したいという思いはあるが、複数の現場が動いているため一日中張りついているわけにもいかない。日中は現場で監理、夜は事務所で設計。僕が食事のお誘いを断ったとしても、それはみなさんを避けているわけではありません。
http://mamedesign.blog.shinobi.jp/%E5%BB%BA%E7%AF%89/%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E5%B7%A1%E3%82%8A現場巡り
山口で建築中のクリニックは7月オープンに向けて工事中。現在は上棟を終え、内外装にとりかかっているところ。現場はまだ柱が林立して殺風景だが、天窓(トップライト)からの光は雰囲気が出ている。現場での打合せも、通常の電気水道など設備関係に加え、医療機器にまで話が及ぶので難しい。
山口から帰るその足で、小倉のリフォームの現場もチェック。改装は、解体して初めて明らかとなる部分もあるため、その度に工事内容の増減・調整が必要となる。そういった現場での調整力も建築の専門家としての大事な職能。リアクションですね。
この現場は、壁と建具によって重層していた既存の空間を再構築して、もう少し緩やかに接続することを狙って設計している。限られた面積でも、空間に可変性を持たせることで、ストレスなく使うことができるのではないだろうか。
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