ヴォーグ逝く&設計者にとってクリティカルな鞄

マメデザインの貴重な足として活躍していたモペッド、PEUGEOT VOGUE（プジョー ヴォーグ）がついに逝ってしまった。いや、再起を賭けて現在入院中だ。

それはとある住宅の内覧会の帰り。走行中に異音が高まったかと思うと、がくんと停止。まったくエンジンがかからなくなった。それで日も暮れて暗い夜道を、意外と重いバイクを押しながら徒歩で帰る羽目に。到津の森公園から富野インター付近までなので、けっこうな距離。

ちなみに原因はおそらく僕。ガソリンにオイルを混合することを怠ったままスピードを出し過ぎたため、エンジンが焼け付いたという診断。今後しばらくは自転車と自動車での移動になる。

僕の経験上、自転車では遠すぎて、車では大袈裟すぎる、といったことは多い。そんなときモペッドはたいへん重宝していた。小回りが利くし、駐車スペースもわずかで済む。燃費も悪くない。

仕方ないのでこれを良い機会ととらえ、自転車に乗る回数を増やそうと思う。外もずいぶん暖かくなったきたことだし、今後は1時間程度の距離なら自転車で。


そういえば先日の福岡でのプレゼンテーションの帰りに、以前から目をつけていたバッグを購入した。それはパタゴニアのクリティカル・マス。このバッグ、A3サイズの書類を折りたたまずに入れることができる上、メッセンジャーバッグのように両手をフリーで使うことができる。

そもそもA3が入るバッグを僕はあまり知らない。クリティカル・マスを買う前まで使っていたPORTERの手さげ鞄くらい。でもこれは片手をふさがれるので、移動中はいいが、現場ではイマイチ。

現場で図面を参照しながら、メモしたり、寸法をあたったり、写真撮ったり。設計をやってる人間なら、この便利さが伝わると思う。特に僕は自転車やバイクでの移動も多いし。

とりあえずこの週末は自転車のメンテナンスに励む。